鹿島田真希さん、芥川賞を受賞する。

第147回芥川龍之介賞の選考委員会が平成24年7月17日(火)午後5時より築地・新喜楽で開催され、下記候補作品の中から鹿島田真希さんの「冥土めぐり」が授賞作に決まりました。
(文藝春秋社ホームページより)

鹿島田さんのファンなので、芥川賞を受賞されたことが素直に喜ばしいです。
何度も候補に上がりながらの今回の受賞ということもあり、一読者として嬉しいものがあります。
これを機に絶版既刊本も文庫化してほしいなあ。
感想にすらなっていないひどいものですが、鹿島田さんの本を読んだときのメモをまとめてみました。

『一人の哀しみは世界の終わりに匹敵する』(2003年・河出書房新社)
http://d.hatena.ne.jp/agateshena/20080829/1274433245
「ピカルディの三度」(2007年・講談社・表題作)
http://d.hatena.ne.jp/agateshena/20080101/1342537435
『六〇〇〇度の愛』(2009年・新潮文庫)
http://d.hatena.ne.jp/agateshena/20091120/1274491608
『来たれ、野球部』(2011年・講談社)
http://d.hatena.ne.jp/agateshena/20111120/1321781148

なんて書いてたら、鹿島田さんの著作を読み返したくなってきた。
『ゼロの王国』も先日文庫化されたばっかりだし、じっくり理解できるまで時間をかけて味わいたいです。