2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

ジッタリンジン「The Very Best Collection」

八十年代後半生まれのいわゆる「ゆとり世代」の私が、好きな「80's、90's」ソングを挙げるなんて無茶もいいところなんですが、なりふり構わず挙げてしまえ。ジッタリンジンです。 歌詞が最高!「アニー」という曲では、ひとめぼれを歌っている。リズムが気持…

米原万里『不実な美女か貞淑な醜女か』

同時通訳者の頭の中って、一体どうなっているんだろう?異文化の摩擦点である同時通訳の現場は緊張に次ぐ緊張の連続。思わぬ事態が出来する。いかにピンチを切り抜け、とっさの機転をきかせるか。日本のロシア語通訳では史上最強と謳われる著者が、失敗談、珍…

永井豪『デビルマン』

全五巻で、一巻から三巻まで読み終えましたが、ストーリーが荒唐無稽すぎるのはマンガの性だし、「こんなのありえなーい」なんてコメントするのはナンセンスだと思うので、取り敢えず「すごい!」と記しておきます。特に三巻は白眉。いきなり過去の様々な時…

パオロ・マッツァリーノ『つっこみ力』

「つっこみ力? ふざけたタイトルだなあ」とお思いになりましたか? そう、本書はマジメにふざけた一冊なんです。正しいだけの議論や正しいだけの主張が書いてある本なんて、読む気もうせますよね。本書では、世の中をおもしろくする力としての「つっこみ力…

桜庭一樹『青年のための読書クラブ』

東京・山の手の伝統あるお嬢様学校、聖マリアナ学園。校内の異端者(アウトロー)だけが集う「読書クラブ」には、長きにわたって語り継がれる秘密の“クラブ誌”があった。そこには学園史上抹消された数々の珍事件が、名もない女生徒たちによって脈々と記録され…

デイヴィッド・アーモンド『クレイ』

これが本当に児童文学?デイヴィッド・アーモンド『クレイ』(河出書房新社)を読み終えました。 重くて深いなあ。子供の頃、この本を読んでたら、どーなってたんだろうと思わずにはいられない作品でした。 フェリングに越してきた少年スティーブンのいうまま…

GO!GO!7188「ベスト オブ ゴーゴー」

いまでは、ポップな感じになってしまったが、ロックな感じの頃のゴーゴーは、結構好きだった。 シンプルなリズム隊に加わるユウの力強い歌声。初期の骨太なサウンドに、当時はめっちゃ魅了されたものでした。Simple is the best. やね。 アッコの歌詞がとて…