本の話

鹿島田真希さん、芥川賞を受賞する。

第147回芥川龍之介賞の選考委員会が平成24年7月17日(火)午後5時より築地・新喜楽で開催され、下記候補作品の中から鹿島田真希さんの「冥土めぐり」が授賞作に決まりました。(文藝春秋社ホームページより) 鹿島田さんのファンなので、芥川賞を受賞されたこ…

2010年度ベスト5

あまり読めてないけど今年読んだ本のなかから印象に残った本を挙げてみたいと思います。第五位堤清二、三浦展『無印ニッポン―20世紀消費社会の終焉』(中公新書)示唆に富んだ対談集でした。無印良品のコンセプトなり堤さんの考え方を垣間見ることのできるエピ…

2009年度文芸書以外ベスト5

こんにちは。先日に引き続き、文芸書以外で五冊あげます。 【文芸書以外】第五位難波江和英、内田樹『現代思想のパフォーマンス』(光文社新書)現代思想を代表する6人(ソシュール、バルト、フーコー、レヴィ=ストロース、ラカン、サイード)が取り上げられて…

2009年度文芸書ベスト5

今年読んだ本のなかから印象に残った本を文芸書と文芸書以外(エッセイ含む)で挙げてみたいと思います。【文芸書】第五位三島由紀夫『仮面の告白』(新潮文庫)これがデビュー作だなんて信じられないくらいレベル高い。小説でありながら自伝っぽくもあるのだけ…

私に影響を与えた新書。

高校時代、国語の授業で各人が新書を持ってきて、先生が書名を言いながらまわっていくという説明しずらいコーナー(?)があったのですが、当時はいまみたいに種類は豊富でないにしろ色々な新書に触れることができました。そこで、高校時代に読んだ新書のなか…

2008年度文芸書以外ベスト5

続きまして文芸書以外で五冊あげたいと思います。 【文芸書以外】第五位白石拓『マンガでわかる 超ひも理論』(宝島社文庫)超ひも理論だけでなく、現代物理学について、知識がなくてもわかりやすく読める罪な本でした。宇宙わかた\(^O^)/ マンガでわかる 超…

2008年度文芸書ベスト5

文芸書(小説、戯曲)とそれ以外(エッセイ含む)から五冊ずつ。まずは文芸書から。 【文芸書】第五位モリエール『ドン・ジュアン』(岩波文庫)今年は戯曲に目覚めた一年でした。古典なのにもう面白くて手がとまらなくなる。鈴木力衛さんの妙訳を楽しみながら笑い…

夏の100冊POP

そういえば、バイト先で夏の100冊(新潮・角川・集英社文庫)のポップを書かなければならないのだった。提出期限もすぎて、店長に催促されて気付く。 なににしようか、とは考えていたのだけど、テスト期間だし新しく本を読むのは嫌だなぁと思っていた。読んだ…

現代のエンターテイメント小説

【警告】無駄に長く退屈、かつ、ひどい内容ですので、気を付けてください。 いま、私がバイトしてる書店のレジ前では、本屋大賞受賞を記念してかどうかは知らないけど、伊坂幸太郎の著作群が平積みしてあったりするわけです。 んで、店長が『ゴールデン・ス…