私に影響を与えた新書。

高校時代、国語の授業で各人が新書を持ってきて、先生が書名を言いながらまわっていくという説明しずらいコーナー(?)があったのですが、当時はいまみたいに種類は豊富でないにしろ色々な新書に触れることができました。そこで、高校時代に読んだ新書のなかから現在の自分に影響を与えたと思われるものを三冊あげてみようと思います。
野口悠紀雄『「超」文章法』(中公新書)
超整理法」などでもおなじみの著者の具体性に富み、極めて有効な文章本となってました。私にとって文章への意識はこの本が端緒かなって気がします。
四方田犬彦『「かわいい」論』(ちくま新書)
「かわいい」という現象についての本。当時はすごく斬新だという印象を受けました。様々な方面からかわいいの美学を捉えてます。
伏見憲明『性のミステリー』(講談社現代新書)
自分のセクシュアリティについて少し悩んでいたときに出会いました。クイアの世界にはほんとに多様なセクシュアリティがあるということを教えてくれる本でした。

「超」文章法 (中公新書)

「超」文章法 (中公新書)


「かわいい」論 (ちくま新書)

「かわいい」論 (ちくま新書)


<性>のミステリ- (講談社現代新書)

<性>のミステリ- (講談社現代新書)