物語構造分析の理論と技法(2-1)

このところ怠けすぎていたため研究が進んでいない……。
卒論では物語の構造分析が主軸になるので高田明典氏の著書『物語構造分析の理論と技法』の第II部「構造分析手順」をまとめてみました。以下第II部前半の目次です。

第II部 構造分析手順
はじめに
第8章 典型ストーリーの抽出

  1. 概要
  2. 毎回繰り返されるパターンの「典型ストーリー」の抽出
  3. 視聴による典型ストーリーの抽出
  4. シーケンス分析による典型ストーリーの抽出

第9章 シーケンス分析

  1. 概要
  2. シーケンス分析の手順

第10章 行為項分析

  1. 概要
  2. シノプシスの作成
  3. 話素の抽出
  4. 機能の同定
  5. 行為項の機能の同定
  6. 対象の同定
  7. 主題と主人公の同定
  8. 関係の抽出
  9. 登場キャラの位置付け
  10. 暗喩の同定

理論編である第I部「物語構造分析の基礎理論」を先に読んでなくても方法論として読める第II部。
まず「はじめに」で分析手順を簡単に説明してます。例えば、今回私が行う単発ものの映像作品の場合だとこうなります。

  • シーケンス分析
  • 話素の抽出
  • 行為項分析/機能分析
  • シーン分析
  • 暗喩の同定と元型分析
  • 深層ストーリーの同定

連続ものではないので「典型ストーリーの抽出」は省略します。続きは後ほど。